シャドーイングで英会話習得をめざすぜよい

podcastやスクリプト付きの英語記事を聞いて、喋って、英会話の上達を目指すブログです。目標はビジネス英語の習得になります。各記事にスクリプト付きの音声が聞けるURLをつけているので、そのURLを聞いて、見て一緒に学びましょう。

米露の知的な争い 米がロシアのインテリジェンス オフィサー7人を告発

アメリカとロシアは今もいろいろな争いをしてるんでしょうか。前回の大統領選挙の際にロシアが介入をしたとかしなかったとか、いろんなことが言われていて、正直よくわからないところでもあります。

 

2016年アメリカ合衆国大統領選挙におけるロシアの干渉 - Wikipedia

このWikiを見ると、ロシアの干渉は「ロシアゲート」と呼ばれています。

そして、すぐに目に入ってくるのは、2016年10月にアメリ国土安全保障省及び国家情報長官官房が、大統領選挙においてサイバー攻撃による妨害が行なわれていたことを認める声明を出した、という文です。要は干渉があったということのようです。その後も延々といろんなことがあったと書いてあります・・・

gendai.ismedia.jp

こちらの記事を見ると、その手法が書いてありますが、どうやらロシアはトランプを当選させよう、もしくはヒラリーの当選を拒もうとしていたようです。その目的はアメリカ社会の分断といったことのようです。あと、トランプがロシアを攻撃しない事に対してもこの記事では疑問を投げかけています。

フェイクニュースの問題もありますし、かなりカオスな状況のようにも見えます。あと、アメリカは現在どうなんでよう。分断されてるんでしょうか。強いアメリカを掲げたトランプの政策は成功している?でも中間選挙では若干後退気味?そういったところも関係してくるような話題かもしれませんね。

www.npr.org

あらすじと所感

The U.S. joined European governments today in accusing a group of Russian military intelligence officers of more cyber mischief. The indictment from the U.S. Justice Department describes hacks against sports stars and against anti-doping agencies in the U.S. and in Canada. It also says Russians targeted a Dutch group that was studying the poison used to try and kill a former Russian spy.

アメリカがロシアの軍事情報員7人を告発し、その訴状にはスポーツスターに対するハック、アンチドーピングエージェンシーへのハック、さらにはロシアのスパイを毒を使って殺す研究をしていたオランダグループへの攻撃も書かれていた、という内容です。ただ、ここからもうなんだかかなり別世界の印象です。

ドーピングとかはまだわかりますが、スパイに対する毒の使用、それもオランダなのに、どうしてアメリカが??

Embarrassed by that truth, Russia fought back by retaliating against the truth-tellers and against the truth itself.

ここら辺を見ると、どうやらドーピング問題に端を発しているようでもあります。

そういえば、ロシアは前回の平昌オリンピックで締め出されましたね・・・

wired.jp

 

そしてこの後もさながらスパイ映画のような内容の話が続いていきます。なかなか実感わきづらい部分もあります。

覚えておきたいと思った単語

mischief 被害、いたずら
extradition treaty 〈犯罪人の〉・引き渡し条約
retaliate 報復する
indictment 告発、起訴状
sinister 悪意のある

聞取りづらかった単語

stood out

今日も10回以上聞きましょう!

 

中国のシリコンバレー進出はセキュリティー問題へと発展する?!

前回に続き中国が世界の覇権を目指してる、的な話です。前回は海運の世界でしたが、今回はテック、セキュリティーのお話です。

シリコンバレーと言えばIT系の最先端の企業が生まれる場所として知られています。つまり最先端の技術、人材、情報が集まっている場所ということです。そのシリコンバレーに中国に企業が進出し、さらには中国の資本が進出してきているというのです。そしてアメリカ政府はそれを何とかしようとしているんですね。

www.npr.org

あらすじと所感

There is a trade war underway between the U.S. and China, and it is a big concern to the global economy. But there's another deeper rift brewing between Washington and Beijing. And that stems from China's effort to unseat the U.S. as the global leader when it comes to technology and innovation.

この冒頭の説明がかなりのことを説明してしまってますね。貿易戦争を繰り広げているアメリカと中国。紛争は貿易だけにとどまらないというのです。この記事ではその原因を中国側の動きにあるとしています。中国がアメリカから技術とイノベーションを奪い去ろうとしている、というのです。

Three years ago, Beijing unveiled its Made in China 2025 strategy, which calls for the country to become a world leader in advanced technologies, including artificial intelligence, AI.

China 2025。つまりあと7年くらいでテクノロジーの世界で世界のトップになるというのが中国の目標ということですね。

NORTHAM: Michael Brown is with the Pentagon's Defense Innovation Unit in Silicon Valley. He says there's serious concern in Washington that China is acquiring too much sensitive U.S. technology and transferring it back home.

そして、ワシントン、つまりアメリカ政府はかなり心配をしているってことです。

Just last week, Bloomberg reported the U.S. was investigating whether China allegedly infiltrated the Pentagon and major companies, such as Apple and Amazon, by building spy chips into server motherboards. The motherboards were manufactured in China.

スパイ容疑も出ています。マザーボードから情報漏洩してるんじゃないか的な。。

こちらがBloombergの報道した記事です。

The Big Hack: How China Used a Tiny Chip to Infiltrate U.S. Companies、というタイトルでその疑念を報じています。センセーショナルな記事に仕立てたい、という意図を感じますね。

japan.cnet.com

それに対する該当企業の動きです。こういった対応にはかなりの時間とリソースが割かれてしまいますね。。

 

LEWIS: People change jobs frequently in the tech industry. And you say, I'll pay you a little bit more than the market rate. You'll get a lot of talent. This is a way to acquire knowhow.

中国企業の進出は人材獲得から始まっているようです。確かシリコンバレーのエンジニアの平均給与ってかなり高騰していたはずです。

www.businessinsider.jp

4,000万以上で中流・・・これはすごいことになってますね。日本だと一部上場企業の社長でもそんなにもらってないことだってあるでしょう・・・これが国を巻き込んだ競争社会の姿ってことですね。

この後には中国資本が、シリコンバレーのスタートアップ企業にとって非常に重要な役割を果たしていること、そこに対してアメリカ政府が規制をかけようとしていることなどが説明されています。技術というのはサービスに使われるとともに軍事目的への転用が可能なために、アメリカ政府としても重要な技術が流出しないように管理をしたいということなのでしょう。

何か映画のような世界にも見えてしまいますね。

覚えておきたいと思った単語

wants in on 狙ってる
espionage (特に他国の政治、他企業などに対する)スパイ活動
allegedly 伝えられるところでは
infiltrated 潜入する
infer 推論する
plunder 略奪する
fragile もろい
maneuvers 巧みに操縦する
enticing 魅惑的な
strangle 握りつぶす、きつすぎる
conundrum 難問

聞取りづらかった単語

leafy
over the past eight years
party leaders back at home
aimed at

 

今日も10回以上聞きましょう!

 

中国が作り上げた海のシルクロード

 

シルクロードと言えば、アジアの貿易のインフラとして機能した道ですね。シルクがよく貿易されたので、そう呼ばれてるんですかね。その際の貿易の中心はもちろん中国です。中国が地中海の世界と交易をするための道がシルクロードです。なんとシルクロードの一部はユネスコ世界遺産になっているそうです。

シルクロードというと、5年ほど前に違法取引サイトの名前としても使われました。その際には決済貨幣としてビットコインが使われたことも話題になりましたよね。

さて、そんなシルクロードが果たしていた機能と同じような機能を、中国は今度は海の上にも作り出そうとしている、というのが今回の記事です。ただ、いろいろとコンフリクトが生じているようではあります。

www.npr.org

あらすじと所感

China has poured billions into making basically a Silk Road of the sea, running dozens of ports and container terminals around the world. It's a way to move Chinese exports to important markets, including the European Union. And in Europe, it all began in the Greek port of Piraeus. The Chinese shipping giant COSCO has spent millions transforming it into the fastest growing port in the world.

中国は世界中の港湾に巨額の金を投資してるねすね。目的は中国産製品の輸出のためです。そしてヨーロッパの拠点になったのがギリシャのport of Piraeus、ピレウス港。中国海運大手のCOSCOが投資をしてます。

We loaded bags of clothes, leather goods, knitwear, all made in Greece, all bound for North America and Australia.

これ、リタイアしたギリシャ人男性の台詞ですが、以前はピレウス港からアメリカやオーストラリアに輸出をしてたんですね。おそらく今は中国製品の輸入をする場所になっているようです。

www.sankei.com

こちらの記事を読むと当時の様子を伺うことができます。

ギリシャは8日、同国最大の港であるピレウス港の売却契約について、中国海運最大手の中国遠洋運輸集団(コスコ・グループ)と正式に調印した。ピレウス港は地中海の海運の要衝で、アジア・中東地域から欧州への玄関口にあたり、今後、中国の欧州進出に拍車がかかる可能性がある。

コスコ・グループは中国政府の管理下にある国有企業で、今回の買収は習近平指導部が主導する形で進められた。現地からの報道では、中国側はピレウス港を運営する国営会社の株式の67%を2段階に分け、計3億6850万ユーロ(約450億円)で取得する。
 中国側はこのほか港湾整備・開発に3億5千万ユーロを投資する予定。当初は株式51%分の取得にとどめ、これらの投資の実行を受け5年後に残りの株式を買い取る。中国はすでにピレウス港のコンテナ埠頭(ふとう)の運営権を握っていた。

ギリシャ欧州連合(EU)と国際通貨基金IMF)の支援を受けて財政再建中で、同港などの国有資産の民営化は支援実行の条件。当初は民営化に反対したチプラス政権も現在は推進姿勢に転じている。首相府付近ではこの日、民営化反対のデモも行われた。

Wikiによると、

ピレウスは2011年時点ではギリシャ第4の都市であり、アテネ首都圏ではアテネに次いで人口が多い」ということです。その都市がほぼ中国国営企業に所有されているということです。財政危機にあるとはいえ、ギリシャ国民からするとすんなりと受け入れられない気持ちがあったと思われます。

G. NOUCHOUTIDIS: (Through interpreter) Piraeus is in a blessed location. It's across from the Suez Canal. It's deep enough for big ships. It's got everything to be successful.

元々このピレウス港は地理的に非常に重要な場所にあり、交易で栄えていたということですね。

KAKISSIS: But for years, when the Greek state owned the port, bureaucratic red tape made it hard to attract investment. Then came the debt crisis, which began in 2010 and ravaged the Greek economy. The EU pushed Greece to privatize the port of Piraeus. Only the Chinese showed serious interest.

ただ、官僚的な運営のために投資を呼び込むことができず、そこに財政危機が襲ってきました。EUが求めた支援の条件はピレウス港の民営化であり、興味を示したのが中国だけだった、というのが経緯のようです。

ただ、予想以上に中国の欧州進出意欲は強く、単純にピレウス港を使うだけではなく、新たなインフラも建設中で、そのことに対するとらえ方は分かれているようです。

VALLERAS: If at some point in the future they want to abandon Piraeus, we will have all these investments. They will not take them with with them, OK? They will leave them here.

KAKISSIS: So you see it as entirely a win-win.

35年後には投資契約が終了するので、Win-Winととらえる人。

When the Chinese say win-win, they mean they win twice.

KAKISSIS: She says the benefits mainly go to China.

FRANTZESKAKI: They expand their influence. They expand their technology. They expand their know-how, their way to organize and doing business. They expand all these things in Europe.

中国人にとってのWin-Winとは、2回Winすることであり、まさに欧州進出の足掛かりになっている、ととらえる人。Win-Winを2回Winするととらえるのは斬新かもしれませんね(笑)

さらには、労働者の扱いについての衝突も発生しています。記事の最後には、欧州は中国を甘く見すぎた、、ということも言われており、今後もひと悶着ありそうな雰囲気ではあります。

覚えておきたいと思った単語

at a price 相当な犠牲[代償]を払って、相当な値段で

Acropolis (古代ギリシャ都市の)城砦(じようさい)、(アテネの)アクロポリス

reminisce 追憶する、思い出を語る

worry beads 悩みの数珠、心を落ち着かせるために触る数珠のようなもの

watercolor 水彩画

bureaucratic  官僚政治の、官僚的な

red tape 官僚的形式主義、お役所流

ravage 荒らす; 破壊する

privatize 非国有化する、民営化する

Straddle carriers 港湾や貨物の積み替え拠点において、コンテナを移動させたり積み上げたりするために用いられる特殊自動車

coveted 切望された

temps 臨時雇い

relieve 用便を足す

stomach 〈侮辱などを〉我慢する

覚えておきたいと思った単語はニヤリーイコール知らなかった単語なのですが、これだけ知らない単語があるのは厳しいですね・・・orz

聞取りづらかった単語

warriors
docked
recalled

R系の発音はやはり聞き取りづらいことが多いです。

 

ピックアップしている記事音声はだいたい4分前後のものなのですが、今回のものは6分40秒ほどあり、少し長めなのですが、今日も10回以上聞きましょう!

 

経営者は政治的スタンスも問われる時代に?!

政治的スタンスを表明するというのは個人レベルでもどんなレベルでもなかなかセンシティブなことですよね。それが会社のCEOともなると、自社の売上にも直結しかねないので、あまり積極的な人は多くないようにも思われますが、最近はCEOこそ政治的スタンスが問われるというのが今日の記事です。

日本だとなかなか政治的スタンスを表明する企業経営者はいないように思えますが、アメリカの場合論点がいろいろあるので、そういったことを表明する機会も多いのかもしれません。

www.npr.org

 

あらすじと所感

The CEO of Nike, Mark Parker, approved an ad campaign featuring Colin Kaepernick, the NFL quarterback who protested police shootings of black men. Ed Stack, the CEO of Dick's Sporting Goods, pulled assault-style weapons from store shelves.

ナイキのCEOともなるとかなりの有名人だと思いますが、そういった人が政治的スタンスを表明しているんですね。アメリカの場合は人種問題がよく話題になりますよね。Dick's Sporting Goodsは知らなかったのですが、スポーツ用品ブランドのようです。

When Levi Strauss CEO Chip Bergh made a corporate donation of a million dollars toward preventing gun violence last month, he anticipated an impassioned response.

CHIP BERGH: I knew I was going to get a lot of hate mail. I knew I was going to get threats. I knew my family was going to get threats. And all that has happened. But somebody's got to have the courage to step up and say something needs to be done.

リーバイスのCEOも表明しているんですね。ただ、やはり表明するとそれなりのリスクを負うようで、CEO本人だけではなく、家族も脅しを受けたそうです。でも、誰かが勇気をもってやらなくてはならないことなんだ、というその後の言葉は力強いですね。

BERGH: They may not always agree with every single position or stand that we're taking, but they appreciate the fact that we are willing to dive into these tough issues.

そして、いつも賛成してもらえるわけではないのですが、スタンスを表明するということを評価してくれるというのがいいですよね。

He traces modern CEO activism to 2014 when Apple CEO Tim Cook publicly supported gay rights and Starbucks then-CEO Howard Schultz wrote an open letter about race that intensified with the election of Donald Trump.

そういえばアップルCEOのティムクックも自身のスタンスを表明してますし、スターバックスCEOのハワード・シュルツも表明してるんですね。それがトランプの選挙活動と関係してくるというのもアメリカならではのような気がします。

Corporate identities, in other words, are becoming more partisan.

そしてこれが結構重要なところかもしれません。コーポレートアイデンティティーが政治的な意味を持つということです。そうなってくるとCEOが政治的スタンスを表明するというのはもっと一般的なことになっていくでしょうね。

Of course many CEOs prefer to avoid politics and controversy altogether. But it can be harder to remain neutral.

そして、CEOは政治的な話題を避けたくても避けれなくなってしまう、中立を保つことが難しくなっていくのですね。

元々はプロモーション的な意味合いもあったと思われるCEOによる政治的スタンスの表明ですが、今や顧客向けだけではなく、社員に向けたメッセージにもなってきているそうなんです。確かに自分が働いている会社のCEOが何を考えているか、ということを知るには非常にいい機会になりますし、自分が共感する考えを持っているCEOの会社で働くということは仕事に対するモチベーションを高めるきっかけになりますし、逆に自分とは反対の考えを持っているCEOの会社での仕事に対してはモチベーションが下がる可能性は十分にあると思います。

日本でも経営者が積極的にとまではいかないまでも、政治的スタンスを表明する時代は来るでしょうか。政治的スタンスを表明する経営者の元で働いてみたいか。少し考えてみるのもいいかもしれないです。

覚えておきたいと思った単語

desegregation 人種差別待遇廃止
hyperpartisan
polarized 分極化させる
amplify 拡大する、増幅する
norms (行動様式の)規範
provocative (人を)怒らせる、挑発的な
double-edged sword 諸刃の剣

聞取りづらかった単語

Ed Stack, the CEO of Dick's Sporting Goods, pulled assault-style weapons from store shelves.

assaultが聞き取りづらかったです。
Some of those emails came from his own employees, who interpreted the move as hostile to gun ownership.

interpreted、これは何回か聞いたのですが、やはり聞きづらかったです・・・

 

今日も10回以上聞きましょう!

 

どの国でも航空業界には課題が満載?!

飛行機、それは誰もが不可能だと思っていたのに実現されたものすごいこと。そんな記述を読んだ記憶があります。ライト兄弟がやったことはあまりに革命的であったため、あまり理解できる人がいなかったとか、ライト兄弟自身も成功するかどうかを信じていなかったとか。確かこの本の冒頭にそんなことが・・・

 

 

しかしそんな飛行機ですが、もはやコモディティー化とはもちろん言いませんが、人類にとってなくてはならないくらいに必要不可欠なものとなりましたよね。そしてその利用者数、飛行距離はどんどん伸びているようです。

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こちらは少し古いですが、2014年までの実績で、国内線、国際線合わせて30億人以上が飛行機を利用しています。

www.travelvoice.jp

さらにこちらの記事によるとその人数は40億人を突破!

IATA(国際航空運送協会)がこのほど発表した2017年の世界航空統計によると、2017年12月31日までの一年間の有償旅客キロ(RPK)は前年比7.6%増となり、昨年実績(6.3%増)および過去10年間の平均伸び率(5.5%)を上回る成長ペースとなった。

 そして、飛んでる距離も過去ペースを超える伸びを見せているということのようです。確か日本もインバウント旅行客数、2018年の見込みは3,200万人で、2020年4,000万人というのも行けそうな雰囲気ですよね。

 

そんな活況を呈している航空業界、旅行業界ですが、使う人が増えてくた時の宿命なのか、トラブルの話も多く聞きます。国内関連だと1年半ほど前に話題になりました。

www.huffingtonpost.jp

直近ではイギリスで、JALパイロットが規定の10倍のアルコールが検出されて、搭乗というか操縦することができなくなったばかりではなく、逮捕されて裁判にかけられるという話がありました。

www.huffingtonpost.jp

この件ではJALが搭乗前に課しているテストではアルコールを検出できなかった、酔っているということを検出できなかったというのは、テストが機能していない、もしくは組織的なのかも?なんて指摘もありました。。。

また、海外では差別的な発言をした乗客への対応がソーシャルメディアで炎上するなんてことも・・・

www.businessinsider.com

最近はこうやって一般の人が撮影した動画がネットにアップされることをきっかけに論争が起こりますね。それによってどんな影響を受けるかは立場によって異なってきますね。

 

さて、今日はそんな航空業界についての話題です。要は席が狭い!ということを乗客は訴えているのですが、なかなか航空会社はその主張に応じないという内容ですね。日本の場合国内線だとまぁ長くても2時間、3時間くらいですかね?それくらいなら我慢しようとなるのかもしれないですが、アメリカの場合国土が広いですから、国内線でも5時間、6時間というのはあるのかもしれません。国際線になると10時間を超えてきますから、その場合は問題はさらに深刻かもしれません。エコノミー症候群みたいな病気だってありますからね・・・
www.npr.org

あらすじと所感

For years, airline passengers have complained of being squeezed into ever-narrower seats with shrinking legroom. Now a new law requires the Federal Aviation Administration to set a minimum size for seats and legroom. Problem is the law doesn't specify what the minimum size or spacing should be.

乗客は以前から足が伸ばせない、スペースが狭すぎるという主張をしてきました。そして法律もFAA(連邦航空局)に対してリクエストをしているのですが、、、具体的な数値がないようで・・

ただ、乗客はいろんなことを言ってますね。足首を痛めるとか、前の席の人が背もたれを傾けてこないように祈っているとか、お尻が席に収まらないとか。。。席が狭いのか、お尻が大きすぎるのか、なかなか微妙なところかもしれません。。

SCHAPER: By packing in seating rows more tightly, airlines can cram more seats onto a plane and sell more tickets. They argue it allows them to keep fares low and remain profitable. But Paul Hudson of the group flyersrights.org says the shrinking seats and tightening pitch, which is the distance between your seat and the one in front of you, not only makes flying uncomfortable, but it poses a safety hazard.

飛行機会社側としては1つの飛行機により多くの人を乗せることで利益率を高くしたいですし、それによって航空券も安くなってるよ、という主張。一方では、足のためのスペースが狭いことは不快なだけでなく、安全上の問題も引き起こしかねない、というのがflyersright.orgという組織の主張のようです。

こういった組織があるのがアメリカっぽいですね。

この後は議会が法を決めたものの、具体的な数値がないために、おそらく事態の進展はないのではないか・・・といった内容です。

覚えておきたいと思った単語

cramped 狭苦しい、窮屈な

squeeze 絞る、絞り出す

shrinking 縮む、 つまる

pigeon-toed 内またの

diminutive 小型の、小柄の

cram (無理に)詰め込む

petition 請願、嘆願

provision 規定、条項

aviation 航空機産業

repeal 無効にする、廃止する

 

聞取りづらかった単語

やはり一般の人がしゃべっている部分はかなり聞き取りづらいと感じました。ただ、そういった英語を聞き取れるようになりたいというのはありますね。レポーターの英語はある意味非常にきれいな英語といえるかと思います。もう少し砕けた、日常会話を聞き取れるようになりたいなと思った次第です。 

 

 では、今日も10回以上聞きましょう!