シャドーイングで英会話習得をめざすぜよい

podcastやスクリプト付きの英語記事を聞いて、喋って、英会話の上達を目指すブログです。目標はビジネス英語の習得になります。各記事にスクリプト付きの音声が聞けるURLをつけているので、そのURLを聞いて、見て一緒に学びましょう。

どの国でも航空業界には課題が満載?!

飛行機、それは誰もが不可能だと思っていたのに実現されたものすごいこと。そんな記述を読んだ記憶があります。ライト兄弟がやったことはあまりに革命的であったため、あまり理解できる人がいなかったとか、ライト兄弟自身も成功するかどうかを信じていなかったとか。確かこの本の冒頭にそんなことが・・・

 

 

しかしそんな飛行機ですが、もはやコモディティー化とはもちろん言いませんが、人類にとってなくてはならないくらいに必要不可欠なものとなりましたよね。そしてその利用者数、飛行距離はどんどん伸びているようです。

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こちらは少し古いですが、2014年までの実績で、国内線、国際線合わせて30億人以上が飛行機を利用しています。

www.travelvoice.jp

さらにこちらの記事によるとその人数は40億人を突破!

IATA(国際航空運送協会)がこのほど発表した2017年の世界航空統計によると、2017年12月31日までの一年間の有償旅客キロ(RPK)は前年比7.6%増となり、昨年実績(6.3%増)および過去10年間の平均伸び率(5.5%)を上回る成長ペースとなった。

 そして、飛んでる距離も過去ペースを超える伸びを見せているということのようです。確か日本もインバウント旅行客数、2018年の見込みは3,200万人で、2020年4,000万人というのも行けそうな雰囲気ですよね。

 

そんな活況を呈している航空業界、旅行業界ですが、使う人が増えてくた時の宿命なのか、トラブルの話も多く聞きます。国内関連だと1年半ほど前に話題になりました。

www.huffingtonpost.jp

直近ではイギリスで、JALパイロットが規定の10倍のアルコールが検出されて、搭乗というか操縦することができなくなったばかりではなく、逮捕されて裁判にかけられるという話がありました。

www.huffingtonpost.jp

この件ではJALが搭乗前に課しているテストではアルコールを検出できなかった、酔っているということを検出できなかったというのは、テストが機能していない、もしくは組織的なのかも?なんて指摘もありました。。。

また、海外では差別的な発言をした乗客への対応がソーシャルメディアで炎上するなんてことも・・・

www.businessinsider.com

最近はこうやって一般の人が撮影した動画がネットにアップされることをきっかけに論争が起こりますね。それによってどんな影響を受けるかは立場によって異なってきますね。

 

さて、今日はそんな航空業界についての話題です。要は席が狭い!ということを乗客は訴えているのですが、なかなか航空会社はその主張に応じないという内容ですね。日本の場合国内線だとまぁ長くても2時間、3時間くらいですかね?それくらいなら我慢しようとなるのかもしれないですが、アメリカの場合国土が広いですから、国内線でも5時間、6時間というのはあるのかもしれません。国際線になると10時間を超えてきますから、その場合は問題はさらに深刻かもしれません。エコノミー症候群みたいな病気だってありますからね・・・
www.npr.org

あらすじと所感

For years, airline passengers have complained of being squeezed into ever-narrower seats with shrinking legroom. Now a new law requires the Federal Aviation Administration to set a minimum size for seats and legroom. Problem is the law doesn't specify what the minimum size or spacing should be.

乗客は以前から足が伸ばせない、スペースが狭すぎるという主張をしてきました。そして法律もFAA(連邦航空局)に対してリクエストをしているのですが、、、具体的な数値がないようで・・

ただ、乗客はいろんなことを言ってますね。足首を痛めるとか、前の席の人が背もたれを傾けてこないように祈っているとか、お尻が席に収まらないとか。。。席が狭いのか、お尻が大きすぎるのか、なかなか微妙なところかもしれません。。

SCHAPER: By packing in seating rows more tightly, airlines can cram more seats onto a plane and sell more tickets. They argue it allows them to keep fares low and remain profitable. But Paul Hudson of the group flyersrights.org says the shrinking seats and tightening pitch, which is the distance between your seat and the one in front of you, not only makes flying uncomfortable, but it poses a safety hazard.

飛行機会社側としては1つの飛行機により多くの人を乗せることで利益率を高くしたいですし、それによって航空券も安くなってるよ、という主張。一方では、足のためのスペースが狭いことは不快なだけでなく、安全上の問題も引き起こしかねない、というのがflyersright.orgという組織の主張のようです。

こういった組織があるのがアメリカっぽいですね。

この後は議会が法を決めたものの、具体的な数値がないために、おそらく事態の進展はないのではないか・・・といった内容です。

覚えておきたいと思った単語

cramped 狭苦しい、窮屈な

squeeze 絞る、絞り出す

shrinking 縮む、 つまる

pigeon-toed 内またの

diminutive 小型の、小柄の

cram (無理に)詰め込む

petition 請願、嘆願

provision 規定、条項

aviation 航空機産業

repeal 無効にする、廃止する

 

聞取りづらかった単語

やはり一般の人がしゃべっている部分はかなり聞き取りづらいと感じました。ただ、そういった英語を聞き取れるようになりたいというのはありますね。レポーターの英語はある意味非常にきれいな英語といえるかと思います。もう少し砕けた、日常会話を聞き取れるようになりたいなと思った次第です。 

 

 では、今日も10回以上聞きましょう!