シャドーイングで英会話習得をめざすぜよい

podcastやスクリプト付きの英語記事を聞いて、喋って、英会話の上達を目指すブログです。目標はビジネス英語の習得になります。各記事にスクリプト付きの音声が聞けるURLをつけているので、そのURLを聞いて、見て一緒に学びましょう。

アメリカで爆発的に人気が出ている電動スクーターって安全なの?

あらすじと所感

数ヶ月前ですかね。初めて電動スクーターサービスについての記事を見た時は、こんなサービス成り立つのかな~こんなことやってもいいのかな~といった感じでした。このサービスですが、概要は以下な感じです。

スマホアプリを使ってロックを解除し、電動スクーターに乗り、支払いもアプリで行います。

・自分が好きなだけ電動スクーターに乗ってよく、乗り終わったら(目的地に着いたら)、電動スクーターは乗り捨ててOKです。

 

 

乗り捨てOKというのはサービスとしてOKというだけで、行政などはOKとはまだ言ってません。このため、現状は全米各都市で行政とサービス提供者が共同で実証実験のようなことをしています。

 

主な業者にはBird、Lime、Spinといった会社があります。いずれもスタートアップなのですが、既にGoogleVenturesなどのベンチャーキャピタルLyftUberといった事業会社からも巨額の投資マネーが流入しており、BirdとLimeは確か2社とも既にユニコーン企業(未上場で時価総額が1 billion、つまり10億ドルを超えている企業)です。

 

Birdの創業者はUberでもLimeでも働いていたことがある人なのですが、こういったサービスが求められるには背景があります。そして背景があるからこそ行政も実証実験をやるわけですね。でないと、乗り捨てなんてしたら邪魔でしかありませんからwwww.npr.org

さて、そんな実証実験中の電動スクーターですが、実はかなり危険もあるようです。記事内でもまずヘルメットについての説明が出てきます。

 

You see them everywhere - parked on sidewalks, taking fast corners, zipping through traffic. But one thing you don't see much of - helmets.

電動スクーターに乗っている人や乗り捨られた電動スクーターはたくさん見るけど、ヘルメットはあまり見ません、ということですね。

 

スピードはどれくらい出るのでしょうか。結構出るようで、その結果事故が発生した時は悲惨なことにもなっているようです。

We've seen things from broken bones to punctured lungs, shattered pelvis.

punctured lungs, shattered pelvisって結構えぐいですよね。肺がつぶれたり、骨盤がこなごなって・・・(怖

 

日本だとこういったサービスはすぐに規制の対象になってしまうのでしょうけど、アメリカでは、特に記事内でも言われていますがサンフランシスコなんかはものすごい交通渋滞が常態化していて、Uberなんかがその解決策になるかと思いきや全然ならないという現実があるようで、そんな中こういった電動スクーターサービスが出てきているので、行政としてもかなり期待をしているようではあるのです。だから実証実験のようなことをしているのですね。

市民が車ではなく電動スクーターを使って移動するようになれば少しでも渋滞緩和になるのではないか、というのが行政側の期待のようです。

 

ただ、事故が起こるのはやはり防がなくてはいけないということで、

So you have to look at the patterns to see where the trends are and where the low-hanging fruit are.

Cities and physicians will get a better sense of scooter dangers as the data come in over the next few months.

数ヵ月後にデータが揃うようです。

覚えておきたいと思った単語

punctured パンクした

shattered 粉々になった

pelvis 骨盤

聞取りづらかった単語

real name

rの発音はやはり慣れないですね・・・少し早口だったというのもありますが

 

日本ではどうでしょうね。都心部ではなかなか厳しいような気はします。すぐ人にぶつかってしまいそうですし、車道を走るのもなんだかこわそうですからね・・・日本の場合はキックボードの方が一般的かもしれません。

 

では、最低でも10回は聞くようにしましょう!